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旅日記 その9
僕たちは、いよいよガーディアンが守護する地へとたどり着いた。
いや、とうとう着いてしまったと言ったほうがいいかもしれない…。
「じゃ、ガーディアンと戦う前に食事にしましょうか!」
腹が減っては戦はできぬって言うしね!嬉しそうに料理の準備を始めるお姉ちゃん。それじゃ、ガーディアンと戦う前に僕たち食中毒で街戻りだよ;
「みことねぇさん。僕は普通のご飯が好きですよ…っていうかガーディアンは食べれませんっ!食事は全部僕がつくりますからっ僕は暗黒物質を作れなんて言ってません!ただの牛スジ煮込みがどうしてそんなに黒くなるんですか…。」
そこへ慌てたニニギお兄ちゃんやってきて、急ぎみことお姉ちゃんの持っていた食材を奪い取った。漸くお兄ちゃんも、お姉ちゃんが作る暗黒物質の危険に気がついたらしい。
・・・・・ところで、いつ牛肉なんてリッチなものが手に入ったの??
ここからはお姉ちゃんへの説教タイムが始まる。
かと思われたのだが、突然僕たちの頭上に影が差した。
見上げるとそこには巨大なロボットが!!
・・・これが噂のゴルダガーディアンなのかな?どう見ても食べられそうなところはないようだ。少なくとも僕には荷(?)が重過ぎる気がする。
「他とは違うおいしそうな・・・・・・はっ!ううん、何か違う力を感じるっ」
この人、食べる気満々だよ!!!;;;
「いやだなぁ・・・こんな時にお出ましかぁ。また夕飯の時間が遅れるよ。アル君の成長が止まったらどうするんだ!」
いや、確かに僕は背がちっさいけど・・これから成長期なんだけど!?
食事の心配をする僕たちを、ガーディアンは当然待ってはくれなかった。ガーディアンの力強い一撃がニニギお兄ちゃんへと当たる。
「アル君、急いで魔法で援護を!ニニ君は自分を回復して!!」
お姉ちゃんが戦闘モードへと突入した!戦ってるお姉ちゃんはいつも以上に楽しそうだ。しかも最近はなんだか攻撃するたびに生き生きしてる気がする。
お姉ちゃんがガーディアンの注意を引いている間に僕はぐぅ太を呼び出した。
「なかなかのデカブツだな。丁度いい、最近暴れ足りなかったんだ!」
ぐぅ太は嬉しそうにガーディアンへと殴りかかった。
・・・弱いくせに、無茶ばっかりするんだから!
お姉ちゃんとぐぅ太が前線で戦っている間に、僕も呪文詠唱へと取り掛かった。
「冷たき風よ、吹き荒べ!ブリザード!!!」
このときの為に覚えた水の魔法。ガーディアンが水に弱いのなんて、調査済みなんだからね!ガーディアン退治に向かうPTに氷の魔術師が多いからとりあえず覚えてみたとかそういうわけじゃないんだからね!!!
魔法が成功してほっと一息・・・それも束の間。再びガーディアンの攻撃が回復途中のニニギお兄ちゃんへと襲い掛かってきた。
「ニニギお兄ちゃん!!!」
「ニニ君!!!」
そして、お兄ちゃんはガーディアンの前に倒れてしまった・・・ニニギお兄ちゃん。今までありがとう!短い間だったけど、お兄ちゃんの美味しい料理の味は僕絶対忘れないよ!!
「いや、あの。アル君。死んでないからね?ごめん、僕は後ろで休んでおくよ。後はよろしく!」
ニニギお兄ちゃんのリタイアにより、僕とお姉ちゃん、おまけでぐぅ太の3人でガーディアン退治となった。食の安全の為に、僕もここでリタイア・・・したいところだけど。どうやら、お姉ちゃんが許してくれそうにない。
お姉ちゃんとぐぅ太は殴りで、僕は魔法でガーディアンのHPを削っていく。そんなやり取りがいくつか繰り返された後、突然ガーディアンが先ほどとは少し違う行動をとった。
何かを唱えたかと思ったら、急に静止した。しかしその姿は何か力を溜めているようにも見える。
僕はとっさにルーン魔術を唱え、イフリートを召喚した。
「紅蓮!奴の攻撃を防げ!!」
間一髪。ガーディアンの攻撃をイフリートが受け止めた。あんな一撃を人間が受けたらただじゃ済まなかっただろう。
先ほどの一撃で、ほとんどの力を使い果たしたらしいガーディアンは、思ったよりもあっけなく鉄屑と化した。
「食材ゲット!今夜はご馳走だね!!」
みことお姉ちゃんの言葉で、僕は現実を思い出した。
そうだ、これはただのガーディアンじゃない。お姉ちゃんの料理材料だった!
頼りのニニギお兄ちゃんは・・・・・先ほどの戦闘の傷のせいで料理どころではなさそうだし・・・。そして僕は更なる恐怖と遭遇する。
周りを見渡すと、ガーディアンの残骸が大量に転がっていたのだ。
恐らく、他の冒険者によって倒されたのだろう。お姉ちゃんがものすごく嬉しそうにガーディアンの残骸を回収してゆく。
これはロッソお兄さんだけじゃ足りなさそうだ。リノお姉さんや士鳳お兄さん、フランお姉ちゃんにも配ってあげよう。嗚呼、それでもなお余りそうだ。困った・・・
いや、とうとう着いてしまったと言ったほうがいいかもしれない…。
「じゃ、ガーディアンと戦う前に食事にしましょうか!」
腹が減っては戦はできぬって言うしね!嬉しそうに料理の準備を始めるお姉ちゃん。それじゃ、ガーディアンと戦う前に僕たち食中毒で街戻りだよ;
「みことねぇさん。僕は普通のご飯が好きですよ…っていうかガーディアンは食べれませんっ!食事は全部僕がつくりますからっ僕は暗黒物質を作れなんて言ってません!ただの牛スジ煮込みがどうしてそんなに黒くなるんですか…。」
そこへ慌てたニニギお兄ちゃんやってきて、急ぎみことお姉ちゃんの持っていた食材を奪い取った。漸くお兄ちゃんも、お姉ちゃんが作る暗黒物質の危険に気がついたらしい。
・・・・・ところで、いつ牛肉なんてリッチなものが手に入ったの??
ここからはお姉ちゃんへの説教タイムが始まる。
かと思われたのだが、突然僕たちの頭上に影が差した。
見上げるとそこには巨大なロボットが!!
・・・これが噂のゴルダガーディアンなのかな?どう見ても食べられそうなところはないようだ。少なくとも僕には荷(?)が重過ぎる気がする。
「他とは違うおいしそうな・・・・・・はっ!ううん、何か違う力を感じるっ」
この人、食べる気満々だよ!!!;;;
「いやだなぁ・・・こんな時にお出ましかぁ。また夕飯の時間が遅れるよ。アル君の成長が止まったらどうするんだ!」
いや、確かに僕は背がちっさいけど・・これから成長期なんだけど!?
食事の心配をする僕たちを、ガーディアンは当然待ってはくれなかった。ガーディアンの力強い一撃がニニギお兄ちゃんへと当たる。
「アル君、急いで魔法で援護を!ニニ君は自分を回復して!!」
お姉ちゃんが戦闘モードへと突入した!戦ってるお姉ちゃんはいつも以上に楽しそうだ。しかも最近はなんだか攻撃するたびに生き生きしてる気がする。
お姉ちゃんがガーディアンの注意を引いている間に僕はぐぅ太を呼び出した。
「なかなかのデカブツだな。丁度いい、最近暴れ足りなかったんだ!」
ぐぅ太は嬉しそうにガーディアンへと殴りかかった。
・・・弱いくせに、無茶ばっかりするんだから!
お姉ちゃんとぐぅ太が前線で戦っている間に、僕も呪文詠唱へと取り掛かった。
「冷たき風よ、吹き荒べ!ブリザード!!!」
このときの為に覚えた水の魔法。ガーディアンが水に弱いのなんて、調査済みなんだからね!ガーディアン退治に向かうPTに氷の魔術師が多いからとりあえず覚えてみたとかそういうわけじゃないんだからね!!!
魔法が成功してほっと一息・・・それも束の間。再びガーディアンの攻撃が回復途中のニニギお兄ちゃんへと襲い掛かってきた。
「ニニギお兄ちゃん!!!」
「ニニ君!!!」
そして、お兄ちゃんはガーディアンの前に倒れてしまった・・・ニニギお兄ちゃん。今までありがとう!短い間だったけど、お兄ちゃんの美味しい料理の味は僕絶対忘れないよ!!
「いや、あの。アル君。死んでないからね?ごめん、僕は後ろで休んでおくよ。後はよろしく!」
ニニギお兄ちゃんのリタイアにより、僕とお姉ちゃん、おまけでぐぅ太の3人でガーディアン退治となった。食の安全の為に、僕もここでリタイア・・・したいところだけど。どうやら、お姉ちゃんが許してくれそうにない。
お姉ちゃんとぐぅ太は殴りで、僕は魔法でガーディアンのHPを削っていく。そんなやり取りがいくつか繰り返された後、突然ガーディアンが先ほどとは少し違う行動をとった。
何かを唱えたかと思ったら、急に静止した。しかしその姿は何か力を溜めているようにも見える。
僕はとっさにルーン魔術を唱え、イフリートを召喚した。
「紅蓮!奴の攻撃を防げ!!」
間一髪。ガーディアンの攻撃をイフリートが受け止めた。あんな一撃を人間が受けたらただじゃ済まなかっただろう。
先ほどの一撃で、ほとんどの力を使い果たしたらしいガーディアンは、思ったよりもあっけなく鉄屑と化した。
「食材ゲット!今夜はご馳走だね!!」
みことお姉ちゃんの言葉で、僕は現実を思い出した。
そうだ、これはただのガーディアンじゃない。お姉ちゃんの料理材料だった!
頼りのニニギお兄ちゃんは・・・・・先ほどの戦闘の傷のせいで料理どころではなさそうだし・・・。そして僕は更なる恐怖と遭遇する。
周りを見渡すと、ガーディアンの残骸が大量に転がっていたのだ。
恐らく、他の冒険者によって倒されたのだろう。お姉ちゃんがものすごく嬉しそうにガーディアンの残骸を回収してゆく。
これはロッソお兄さんだけじゃ足りなさそうだ。リノお姉さんや士鳳お兄さん、フランお姉ちゃんにも配ってあげよう。嗚呼、それでもなお余りそうだ。困った・・・
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いらっしゃいませー
なんかザクで釣れちゃった?!みたいな・・・
>由紀さん
いらっしゃいませ、今回のボス面、私たちのPTの記事を担当していただきありがとうございます!いつもフラッシュさんの記事楽しく読ませてもらってます><
3人PTは私たちの前に先に1PTたどり着いてたので、あわてて突撃です。ライバル(?)の260PTすらも出し抜いて初の勝利を飾ろうと・・・、かなり運任せでギリギリな戦いになっちゃいましたが苦笑
みことさんはきっと、カニと同じように中身があるとか考えてるのではないでしょうか?
これは本人に聞いてみないと分からないです!
>ケイさん
初めまして、このような記事に釣られてくださりありがとうございます笑
実はザクには詳しくなくて、量産型=ザクだろうくらいな感覚で画像探し。ザクって実は種類あったんですね!?
・・・・気になったので探してみました。ザクⅡ??型式番号がMS-06のやつみたいです。量産型も奥が深いんですねー
ご訪問ありがとうございました。
>由紀さん
いらっしゃいませ、今回のボス面、私たちのPTの記事を担当していただきありがとうございます!いつもフラッシュさんの記事楽しく読ませてもらってます><
3人PTは私たちの前に先に1PTたどり着いてたので、あわてて突撃です。ライバル(?)の260PTすらも出し抜いて初の勝利を飾ろうと・・・、かなり運任せでギリギリな戦いになっちゃいましたが苦笑
みことさんはきっと、カニと同じように中身があるとか考えてるのではないでしょうか?
これは本人に聞いてみないと分からないです!
>ケイさん
初めまして、このような記事に釣られてくださりありがとうございます笑
実はザクには詳しくなくて、量産型=ザクだろうくらいな感覚で画像探し。ザクって実は種類あったんですね!?
・・・・気になったので探してみました。ザクⅡ??型式番号がMS-06のやつみたいです。量産型も奥が深いんですねー
ご訪問ありがとうございました。
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舟月 湊
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MAIL≫ minato_08●yahoo.co.jp
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ここのブログでは、自分のキャラの物語や、DK関連の落書きなんかをアップしていきたいなーと考えてます。ただ、熱し易く冷め易いため、頻繁に放置状態になります。また、湊のキャラと知り合っちゃった皆様。もしかしたら、文中or絵の中に勝手にキャラをお借りすることがあるかもしれません。そんなときは生暖かい目で見逃してやってください!
気まぐれに結果絵の依頼を受け付けることがあるかもしれません。その際は、HPまたはブログにて募集を行います。
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